はるの「ラジカセで…。」日記
2007年 03月 19日
バイト終わりに寮で着替えをしていた時のお話です。
寮と呼ばれる休憩室には一台のCDラジカセがございます。
仕事を先に終えた、ぼくの心の寄り所・料理の先生・お友達である「ジェシカさん(仮名・写真をこよなく愛するカメラマン。ご年輩の日本人男性です)」がなにやらCDラジカセをカチャカチャいじっていたのです。
ジェシカさんが「これ聞けないよぉ~。」なんて、のび太くんがドラえもんに頼る時みたいな感じで言うので、
「よし。わかった。」と、ポケットからは全く何にも出ませんでしたが、一緒にカチャカチャいじったのです。
が、しかし、読み込みが悪いのか一向にCDが回りません。
ホコリが溜まっているのかな?なんて思い、ラジカセのレンズを拭いたり、CDをハーハーして拭いても全く読み込みません。
「ジェシカさんこれだめだねぇ。なんでだろね?」なんて少し諦めかけた時、
ジェシカさんが
「これ写真の本の付録でいろいろ教則の声が入ってるのに…。」
と言いました。
「写真の?教則?声?はて?写真やったら映像のはず…。」と思い、ラジカセに入ったまんまの円盤を手に取ると、あっぱれ!教則DVDでした。
てっきり音楽が聞きたいと思い込んでいたぼく。
そりゃダメだ。
どっちにしても見れない・聞けないのジェシカさんは、ジァイアンにいじめられたのび太くんの様に落胆してました。
いやーがんばっても無理なもんは無理やねんな…。
当たり前やん…。
ドラえもんがいたらな…。
ほなね。
by LOUD-VOICE_BLOG
| 2007-03-19 16:54
| はるを