はるの「しょうぶだっ!」日記
2006年 12月 17日
アルバイトの帰り道でした。
もうそろそろ家に着くかなと、原付き(ネイチャーランド一号と言う名です)でふと信号待ちをしていた時、五歳くらい男の子が、とても小さくカラフルな自転車にまたがり、早く信号が変わらないかなと、鼻息荒く、わくわくした感じで僕の方をじっと見つめていました。
まるで何か競技のスタートラインにでも立っているかのような容姿でした。
待ってました!
信号が青に変わった途端、先程まで僕を見つめていた視線は真っ正面に移され、抜かされてたまるもんか!と言わんばかりに小さなペダルをこいで走って行きました。
よっぽど負けたくなかったのでしょうか、時にジグザグに走ったりもしてました。
僕からしてみれば危なっかしくてたまりません。
「大丈夫だよ~おにいちゃんは抜いたりしないよぉ~」です。
しかもこっちは原付きです。しかも30歳の大人です。いぢわるはしません。
こけたら危ないし、ずぅ~っとノロノロ運転で男の子が気の済むまで、後ろでフォローしました。
最終的に疲れたらしく、自転車を止め、後ろを振り向いたところで追い抜きました。
男の子は一言。
「抜かれちゃったよぉ~負けたよぉ~。」と僕を見つめて言いました。
かわいらしかったです。
久しぶりにわんぱくな子を見ましたね。
最後は「おにいちゃんバイバーイ!」と手を振ってくれたので、マクドのおねーさんに負けないくらいのスマイルで「バイバーイ!」と言い返しました。
少年よ大志を抱きまくり!な訳です。
おにいちゃんの負けだよ。
日本の未来は明るいかもよ。
ほなね。
by LOUD-VOICE_BLOG
| 2006-12-17 13:05